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21年前のドラクエ9構想なのか? [レトロゲーム]

実を言うと、オレはまだドラクエ9を手に入れてません。
うーん、家庭の事情なんですけどね。
(1プレイヤー、1カートリッジというのがおもな原因)

それは、おいといて・・・

この先、何十日以内に手に入れるであろうドラクエ9をプレイする前に、個人的なおさらいをしたいと思いました。きっとドラクエ9 をプレイ中の方、プレイ済の方には答合せになるのかもしれませんね。
個人的なおさらい、それは、21年前に既に堀井雄二氏が打ち出していたネットワークRPGの初歩的な構想を読み返すことです。
ネットワークRPGといえば、今では全く珍しいものではありませんが、21年前当時パソコン通信が盛り上がりを見せ始めた頃にこの記事を読んだオレは心躍らせました。

さて、21年前の堀井氏はどんな構想を練ったのでしょうか。


堀井雄二氏著 「虹色ディップスイッチ」P146~ネットワークRPGの巻の内容より、5点まとめてみました。


その① プレイヤー同士がリアルタイムで話すシステム

アスキーネットのチャットなど当時すでにあったシステムで、同じ画面上にいる
人たちがワイワイ話せる。
ひとりだけ聞いてもらいたい時は、"ささやきモード"でその人だけに聞こえるよう
に話す事ができる。
( ささやきモードのようなチャットは当時すでに存在する と記述されている)

その② 「おふれがき」という王様からのおふれ

お城にある掲示板で「娘のローラが魔物にさらわれた。もしローラを助けだしてくれたなら、その者に十万ゴールドと勇者の称号を与えよう」 といったホスト側からのクエストをよーいドンで、プレイヤーが一斉にスタートして誰かが達成したら終了。
終了したら、新たなクエストが「おふれがき」として出されて、プレイヤーが再び一斉にクエスト達成を楽しむというもの。

その③ 一般の掲示板をおく。

電子ボード(BBS)というシステム。
つまりは、ゲームのなかで色々な人と情報交換しながら重要アイテムの場所をみつけるといったシステムを作る。

その④ アイテムを埋めるというシステム

アイテムを埋めることによって、プレイヤー同士が宝探しゲームが出来るというもの。
つまり、埋める人が(チャットや電子掲示場などに)それとなく情報を流すなど、ゲームマスターになって楽しむことができる。

その⑤ プレイヤー同士でモノポリー

宝探しなどで手に入れたアイテムや重要アイテムをプレイヤー同士で交渉や取引で、モノポリーのような要素を楽しむ。
たとえば同じ紋章を5つ揃えないと目的の場所には到達できないというクエストが出た場合、プレイヤー同士で交渉や取引の商売的なかけひきをして集めるという楽しみを作る。


以上が21年前に堀井氏が考えていたネットワークRPGの構想の主だったところです。

MMORPGなどを遊んだことがある人は、とくに上の内容を読んでも何の目新しさも感じなかったでしょう。
しかし、この原稿が書かれたのは21年前です。ウルティマ・オンラインもインターネットも一般に普及していない時代、パソコン通信の可能性がパソコン雑誌を賑わせた頃です。

1980年代も後半、堀井氏が連載を持っていたログイン内でパソコン通信を使ったネットワークRPGというものが誌面で企画されました。
そのネットワークRPGの試作品を見せてもらい、書き上げたものが上のような内容だったのです。
しかし、試作品といっても、電話回線を使ってホストが持っているMAP内を歩き回るという程度のもので、それを見ただけで上のようなことを思いつくところがドラクエシリーズというゲームの一ジャンルを築き上げた堀井氏らしいです。
(当時、すでに海外などで、ネットワークゲーム構想がなかったわけではないですが・・・)

上でも言ったように、オレはまだドラクエ9をプレイしてません。
しかし、ネット上のニュースなどを見ると、ドラクエ9の情報を見たくなくても、目にしてしまいがちです。
高い評価もあれば、低い評価もある、人それぞれ色々な評価はあると思いますが、オレはプレイ前に、こう推測します。(プレイしていない、オレが語るな!)

ドラクエ1が基本編、ドラクエ2が応用編、ドラクエ3が実践編と段階を経たように、このドラクエ9は新たなるドラクエワールドへゲーマーを誘うための布石ではなかろうかと・・・

最後に虹色ディップスイッチのネットワークRPGの巻に書かれている堀井雄二氏の言葉で締めたいと思います。

「今回述べたことは、マルチRPGとしては初歩的すぎるかもしれない。でも、夢物語を語っていつまでも実現しないより、たとえちっちゃくても実現させるのが先決であるはず。」 
(堀井雄二著 『虹色ディップスイッチ』 ネットワークRPGの巻 より)

ドラクエワールドはこの先も磐石なのかもしれない。


タグ:ドラクエ
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コメント 4

XL

8788年末頃だかのLoginでは可也通信ネタでローグ特集やっていて
あこがれたもんです。対話ができるなんてスゲえ…カプラ使って遊んだら電話代幾ら掛かるんだと計算して断念した思い出ががが。
ていうか98幾らするんだとかMSDOS環境自腹は絶望的と首吊った思い出ががが。
数年後、そこには98を購入しNiftyでCBchatで廃人化したXLの姿が!

by XL (2009-07-24 12:39) 

M_t

XLさん コメントありがとうございます。

え、98ユーザーでパソコン通信経験者ですか? 
うう、スゴイ上に、そんな20年ほど前に、廃人化するなんて、ネトゲ廃人のパイオニアですね!(冗談です・・・すみません)
オレもかつて、東風荘で廃人化しかけましたが・・・

ローグは遊んでみたいゲームだったんですが、未経験です。
でも、不思議のダンジョン系とかで満足しちゃってます。
あの文字だけのゲームを今、遊んだら自分はいったいどうなってしまうんだろう・・・


by M_t (2009-07-24 16:48) 

XL

逸れた話しててすいませんw
ま あの頃UNIX等ではすでにそういった通信はちらちら出てたので
コンシューマーでそれが出来るようになるまではまだ先かなと思ってました。けどNifty全盛期94年頃には今でこそあれですがあの当時windows3.1時代でGUIが変わって choccaとかchatで完璧に対話出来ていたのだけでも感動したのに更にGAMEもQuake等が先駆けてHostIP立てて対戦GAME出来たりと一手間加えれば そういうことがついに出来るようになったと体感した事だけで涙物だった気がしますね
苦労というか今まで水底で甘んじて来た人間のナントカで…
だから今の子供らは甘いとか言いませんけどw

by XL (2009-07-24 17:49) 

M_t

そうですね。
オレもテープでゲームしていた時代からパソコンというものを経験している身なので、当時からの技術革新は目覚しく感じます。
少年時代のオレに3DなFPSを見せただけでも、ぶっとぶだろうに、それがネットワーク対戦で遊べるなんて聞いた日には、多分、気絶するでしょう。(笑)
今考えると、カセットテープだとか音響カプラとか、あんな、いい加減な感じで良かったの?って思ってしまいます。
でも、今より原理がわかりやすかったなぁ・・・

by M_t (2009-07-24 20:40) 

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