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南極物語 [絶滅危惧なゲーム]

南極物語
南極PACKAGE.jpg
(C) PONY INC
販売元:ポニーキャニオン
発売年:1983年11月
価格:¥2,800
メディア:テープ


南極物語2.gif
(C) PONY INC


ストーリー:
君は砕氷船「宗谷」の船長。そして君の任務は南極の昭和基地まで、大量の物資を無事届けることである。基地では第一次越冬隊員が、首を長くして待っているのだ。しかし途中に待ち構えている様々の難関。その中を積荷・犬の状態に気をくばりながら前進しなければならない。さあ、コンピューターが割り出す無情な自然理像に挑戦し、船長としての責任を果たしてください。

レビュー:
元ログイン編集長の高橋ピョン太さんの作品です。MSX版が高橋さん自ら、打ち込まれたかどうかは、いまいち不明なんですけどね。

*MSX版も高橋さん自ら移植されたようです。
参考:http://www.game-nostalgia.net/interview/interview/Talk.htm

ゲームのジャンルとしては、シミュレーションゲームってとこかな。

南極物語3.gif
(C) PONY INC

1日に4ステップというコマンド使用回数が決められていて、たとえば1ステップ目で移動して、2ステップ目で犬の健康管理して、3ステップ目で積荷の崩れを直したり、予防したり、4ステップで本部基地と通信して1日を終えるというように、1コマンド入力につき 1ステップ消費して4ステップ使い切ると1日のターンは終わります。
(ただし、チャージングのコマンドのみ2ステップ消費)

コマンドの種類は「移動」「犬の管理」「通信」「ラッシング」「氷上偵察」「チャージング」の6種類。

「移動」・・・これがなければ始まらない、船を移動させて一歩でも南極に近づけていきます。
「犬の管理」・・・犬の健康状態を把握して、甲板で運動させます。でないと、死んでしまいます。
「通信」・・・基地と連絡を取ります最初はヒントがもらえて重宝しますが、そのうち役立たずに。
「ラッシング」・・・ラッシングとは積荷の崩れを防止するために船に縛っておく作業です。船がローリング(横揺れ)ピッチング(縦揺れ)するたびに、荷物が崩れて海に投げ出され損失してしまいます。
「氷上偵察」・・・海上で、流氷の状況や大陸までの距離をしらべてくれます。
「チャージング」・・・砕氷しながら船を進めます。氷山が立ちはだかった南極海上で使います。移動が1ステップしか使わないのに、チャージングは2ステップ使います。

南極物語5.gif
(C) PONY INC

航行ですが、南極への海路は遥か遠く、途中シンガポール、ケープタウンの港によって船の大揺れなどで失ってしまった荷物の補給を行います。荷物の補給が多ければ多いほど、日数を要するので注意です。

赤道付近、ケープタウン付近、南極付近とそれぞれに気候の特徴があり船の積荷や犬の健康管理には細心の注意を払わないといけません。
たとえば、赤道付近とかは気温が高くなるので、船上で犬を遊ばせても犬の体力が回復しなかったりしますんで注意が必要です。

南極物語6.gif
(C) PONY INC

いよいよ流氷が前に立ちはだかってきたら、いよいよ南極は近いです。「チャージング」というコマンドを使って流氷や氷山を砕いて進んでいきましょう。
しかし、南極に近くなればなるほど氷山の硬度が上がってきて砕氷できるルートを探りながら進むのがポイントとなってきます。このあたりは日数を重ねても重ねても、なかなか進んでいかないので忍耐を要します。

南極物語7.gif
(C) PONY INC

苦労の末、ようやく南極大陸に到着しました。南極観測隊の交代と犬を渡したら、さっさと帰りましょう(笑)
帰りも行きと同様に硬い氷山が立ちはだかりますが、最初の難関を突破したら後は楽勝です。
あとはサクサク突き進んでいくと・・・

南極物語8.gif
ってなエンディング画面となります。

ところで・・・
タロ とジロ って、出てきましたっけ?

ゲームとしては、オレは嫌いじゃないです。
ゲーム的に運まかせな要素も強かったり、犬の管理や積荷の管理に地味なルーチンワークを要しますが、気候の変化や地形の変化を考えながら進んでいく戦略的なとこもあって充分楽しめました。
しかし、映画ファンとしての『南極物語』を知ってる人なら物足りないでしょうね。

だって映画で一番のアピール部分だった「タロ」と「ジロ」が全く出てこないんだもの(笑)

映画とタイアップしてしまったことで映画の先入観を植えつけられてしまうのが、このゲームの不幸ですね。
映画の『南極物語』の世界観を期待してた人は裏切られた~ってな具合になるんでしょうね・・・
かといってタイアップせずに『南極観測船』というタイトルで出したら売れたかどうかっていえば、そりゃ『南極物語』で出したほうが確実に売れるわなぁってことになります。

でも、オレはこういうの嫌いじゃないな~。


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コメント 4

Thunderbolt

いやぁ、こういうゲームって大好きです。

この手のゲームの中には理不尽な設定のモノも幾つかありましたね。
運の要素が大きすぎたり、最初にある特定のコマンドを実行しておかないとダメだったり。

どうしてもクリアできないときは、BASIC プログラムの中を解析してみたり、力技でメモリダンプしてみたり、色々やりました(笑)
そのうち、ゲームをクリアする事より、解析の方が楽しくなったりして・・・^^;

たしか、FM-8/7 版か PC-8801 版にはプログラムリストが付いていたんですよね。
現物を見た事はないんですが。
by Thunderbolt (2009-07-01 18:29) 

M_t

Thuderboltさん コメント&nice!ありがとうございます。

映画を題材にしたゲームで、しかもシミュレーションですからね、アーケードやら家庭用のアクションと違っていかにも80年代のパソコンゲームって感じですよね。

>FM-8/7 版か PC-8801 版にはプログラムリストが付いていた

そうなんですか、MSXにはついてなかったような・・・。

by M_t (2009-07-01 21:27) 

本名荒井

ゲーム内容は硬派な航海シミュレーションといったところでしょうか。今作ればゲームシステムやパラメーターがもっと詳細かつ複雑になりそうですが、これぐらいのシンプルさでちょうどよいのかもしれません。
南氷洋に閉じこめられそうになるあたり、タロとジロよりむしろシャクルトン卿の冒険を思い出しました(笑)
by 本名荒井 (2009-07-01 22:36) 

M_t

荒井さん コメントありがとうございます。

硬派な航海シミュレーションかもしれませんね。
でも、航海シミュレーションにしては、コマンドがシンプルすぎるかもしれませんねぇ。
おっしゃるとおり、昔のパソコンゲームだからシンプルだったんでしょうね。

いやーマジで氷山や流氷に閉じ込められそうになりますよ。(笑)
180日以内に南極に到達して氷の海から脱出するというルールなんですけど、結構時間ギリギリ・・・
by M_t (2009-07-01 23:53) 

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