So-net無料ブログ作成
検索選択

テセウスのDNA [レトロゲーム]

nannkai TE.gif

只今、超難解版テセウスにトライしておりますが、なかなか難しい・・・
Enriさんのページにあるヒント片手にやりましたが、詰まってしまいました。
でも、テセウスってMSXユーザー以外にはイマイチ認知度は低いですね。
(サターンBASICを知ってる一部ユーザーは知ってる?)
オレは隠れた名作だと思うのですけどね・・・
というわけで、テセウスを知ってる範囲で紹介。
 
テセウスのストーリー紹介: お姫様が宇宙迷路の中に捕われています。あなたは勇者テセウスに身を変え、迷路の中からお姫様を助け出してください。助け出す条件は、迷路の途中においてある鍵と指輪をみつける事です。この迷路は宇宙迷路なので重力も地球の1/10しかありません。つまりジャンプ力も10倍になるのです。さあ、この重力でうまくテセウスを操作してください。ただし迷路の中には、あなたがお姫様を助けにいこうとするのを邪魔するロボットや廃棄物貯蔵池など危険が数多くあるのです。迷路は全部で13面、面が進むと迷路は複雑になります。また、迷路によって制限時間が決まっています。敵に触れたり、廃棄物貯蔵池に落ちると生命力が減るので、気をつけながら、お姫さまを救い出して下さい。

テセウスとはアスキーより1984年に販売されたMSXのROMカートリッジのゲームです。その続編として超難解版テセウスがありますが、ROM版での販売はありませんでした。
ログインの別冊 MSX GAMEBOOKにダンプリストが掲載されたものと、それとは別にテープログインの別冊版としてカセットテープにて出版されました。ゲームのキャラクターや操作性は、ROMカートリッジのテセウスと変わりはないのですが、難易度は超難解版という名のとおり、難しいです。

テセウスの作者は、PC6001のオリオンの作者 竹内氏とクエストの作者 大葉氏という両氏(いずれもペンネーム)に加えてテグザーでお馴染みの五代響氏も参加していらっしゃるようです。
余談ですが、テグザー(THEXDER)の名前は テセウス(THESEUS, MSX)+エグゾア(EXOA,X1)+グロブダー(GLOBDA,アーケード)から来ていると五代響氏自ら仰ってまして、 名前の由来にテセウスが関係していたりします。


ゲームとしてのテセウスの特徴は、スムーズな8方向スクロールに加えて、加速していく浮遊という独特の操作性があります
その独特な浮遊感のある操作性や迷路は、元々ATARIのアーケードゲーム "Major Havoc"の影響を受けてつくられたそうです。
"Major Havoc"の作者は、Owen R. Rubin氏でSpace DuelなどATARIのベクタースキャンのアーケードゲームを手がけたりしています。Major Havocもベクタースキャンで描かれたアーケードゲームで、前半部分は敵の防衛に囲まれた敵のマザーシップに到達するまでをゲームにした3Dシューティング 後半部分は迷路となっているマザーシップ内を探検し、ロボットの邪魔を掻い潜りながら敵の原子炉を探し出し、起爆させるアクションゲームとなっております。テセウスは後半部分であるアクションゲームをお手本として、作られたアクションゲームだそうで、アクションゲームシーンはテセウス以外にも遠藤雅伸氏のFCソフト「カイの冒険」に影響を与えたといわれております。
また、Major HavocはSEGAファンにはお馴染みのMark Cerny氏(失礼、SEGAファンでなくとも有名でしたね。ご存知でしょうがマーブルマッドネスの作者です。)も製作に携わっていたそうで、色々な方面に影響をもたらしたゲームといえます。
(オレはMajor Havocは遊んだことないので、機会があれば一度遊んでみたいものです。)

それ以外にAppleIIのMinotaur(1981 Sirius)もテセウスに影響を与えたとされているゲームの1つだそうです。
ギリシャ神話のテセウス(迷宮ラビリントスのミノタウルス退治)を題材にしたゲームなので、主人公の名前も当然、テセウスです。
MSXのテセウスと同じく迷宮で女性を救い出すという設定で、興味深いのはテセウス作者の竹内氏の作品に多大な影響をもたらしているAppleIIのゲーム EPOCHやHADRONの作者Larry Miller氏が Minotaurの作者でもあるというところです。
竹内氏がMinotaurをプレイしていなかったら、もしかしすると ゲームのタイトルはテセウスでなかったのかもしれませんね。(つまりは、テグザーという名前もなかったかもしれません。)

テセウス 1つにも その由来となるゲームがあるわけで、そのテセウスも別のゲームの由来となっていく・・・
あらゆるゲームのDNAは色々な形で、それぞれに引き継がれているのかもしれませんね。

1/15 追記
CHOU_THE2.gif
超難解版テセウスですが、あれこれと(邪道な)手を尽くして、なんとか 姫の場所まで、たどり着きました。
1985年当時に、これクリアできた人は神技の持ち主ですね。

追伸:
Thunderboltさん ブログでスクリーンショットを載せていただきありがとうございます。参考になりました。
MSX GAMEBOOKといえば、ZALBAR2784は Thunderboltさんの所属クラブで作られたのでは?
(ZALBERの主人公はパボック大佐という名前でMajor Havoc(ハボック少佐)と関係があるのでは?と推察してます。)

追記
(C)1984 KCB.gif

ZAL1.gif
別冊ログイン MSX GAMEBOOKと月刊ログインのリストログのコーナーに掲載されていた ZALBAR2784です。
酸素残量などがあり、 これもメジャー・ハボックをオマージュした内容?!



参考:
蘇るPC-8801伝説 ㈱アスキー
OLION ULTIMANIA
KILLER LIST OF VIDEOGAMES/Major Havoc
レトロコンピュータピープル 〔別館〕 
nice!(2)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 2

コメント 10

Visiongrove

「ば~ん、てってって…ぴこん、ぶゅじゃーーー…ぴろりろりん」
↑(それぞれ何を表した効果音でしょう?)
なテセウスはSKY GALDO等と並んで滑らかスクロールを実現した数少ない作品でしたね。
因みにこの作品、迷路が狭い程スクロール速度が速いです。
ROM版の序盤はもうMSXとは信じられない位の速度で滑らかにスクロールします。
超難解版は主人公が通れるギリギリの高さ(3ブロック分)の所に上手く乗り移れずに放射性廃液(?)に何度もダイブしてさようなら…が多かったです。
…そう言えば「イリーガル」のエピソードってこれとIVしかありませんでしたっけ?
by Visiongrove (2009-01-14 23:53) 

M_t

Visiongroveさん コメントありがとうございます。

>「イリーガス」のエピソードってこれとIVしかありませんでしたっけ?
このシリーズの作者の方々が関係しているのは、たしか、テセウス、超難解版テセウス(別冊ログインテープ)、マイクロイリーガス(別冊ログインテープ)、イリーガスエピソードIVがありましたね。それ以外はちょっと解らないです。

>「ば~ん、てってって…ぴこん、ぶゅじゃーーー…ぴろりろりん」
ば~ん=ゲームスタート てってって=歩いて ぴこん=アイテムげと ぶゅじゃーーー=敵にぶつかる、OR廃液につかる  ぴろりろりん=死んだ・・・
ってとこで あってます?(笑)

by M_t (2009-01-15 09:23) 

Thunderbolt

MSX GAMEBOOK も ZALBAR2784 も手元に無く、プレイ経験もないので、コメントのしようが無く申し訳ないです。
ウチのクラブには MSX の得意なメンバーがいたので、もしかするとそうかもしれません。彼なら「Major Havoc」のプレイ経験がありますから可能性は高いですね。
ネットで調べても「ZALBAR2784」に関する画像はおろか、内容に関する情報も見つかりませんでした。
タイトル画面か Copyright 表記のあるスクリーンショットを載せて頂ければ判断できると思います。
by Thunderbolt (2009-01-15 21:09) 

M_t

Thunderboltさん コメント&nice!ありがとうございます。

画像を撮ってみたのですが、Copyright表記がスクロールしないと全体表示できなくて、ちょっと継ぎ目があって見えにくいので、下に表記します。
詳しくは、(C) 1984 BY KYOTO COMPUTER BRAINS. PROGRAMMED BY MAC GARBECANと書かれてありました。

毎度、お手数をお掛けして、申し訳ありません。
ちなみに、ログインの掲載は1985年1月号だったと思います。
by M_t (2009-01-15 22:05) 

Thunderbolt

おおぉ!貴重なスクリーンショットをありがとうございます。
「KYOTO COMPUTER BRAINS」って書いてありますね。
バイトが忙しくなってクラブに顔を出す機会が減っていた時期に、彼はMSXでの割り込み処理のやり方を尋ねてきてましたから…
京都を離れて就職してしまったので、84年後半以降の事は分からないのですが、凝った字体のフォント、「Major Havoc」へのオマージュ、ログインでの掲載、機種がMSX、クラブ名…まさしくこれは K 氏の作品ですね。

ちなみに、ログイン掲載のゲームでは、「クラッシャージョウ」と「メタファイト」も KCB の作品です。
by Thunderbolt (2009-01-15 23:27) 

M_t

Thunderboltさん いつも、すみません。

それに、貴重な証言ありがとうございました。
開発されている 当時の状況が、ひしと伝わってきます。

>ちなみに、ログイン掲載のゲームでは、「クラッシャージョウ」と「メタファイト」
1984年前半以前の8801のゲームですね。(1983年11月号と1984年5月号)手持ちの資料を探してみて是非に遊んでみます。


by M_t (2009-01-16 00:14) 

loderun

超難解版テセウスもZALBAR2784も懐かしいですね。別冊ログインは当時は所有していたのですが、いつのまにか無くなってしまいました。ちょっと泣ける(笑)。

「カイの冒険」はエンドロールで、Major Havocへの謝辞を見ることができたと記憶しています。
by loderun (2009-01-16 11:31) 

M_t

loderunさん nice!ありがとうございます。

>「カイの冒険」はエンドロールで、Major Havocへの謝辞を見ることができた

補足ありがとうございます。
元々、開発コードも"Minor Havoc"と 本家"Major Havoc"を意識したものだったとかで、ナムコとATARIへの配慮なのか気になるところです。
拙ブログ記事の中で、遠藤氏が影響を受けたような感じで書いてますが、某掲示板の遠藤氏の書込みを見てますと、遠藤氏よりも、プログラマー Akind KNIGHT氏の方がMajor Havocにハマってたようですね。
by M_t (2009-01-16 13:50) 

alisidora

超難解版はお姫様に辿り着く直前にダメージを受ける液体に浸かりながらジャンプし、キャラ1体分の隙間に入り込むのが異様に難しかった記憶があります。
by alisidora (2009-11-28 16:27) 

wisk

Akiba watchのレトロPC記事で検索してこちらに寄りまして。
「ウォーリア」のクレジットにもエピソードの文字があったような気がします。
2だったのかな?
こちらも迷路ゲームなのが共通してますねえ。

by wisk (2017-06-09 03:13) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。